今回はLCCのScoot(スクート)について徹底解説していきます。これを読めばスクートは丸分かり!
- 大手との違い
- スクートの預け荷物について
- 座席指定は必要か?
- 機内食のメニュー
- LCCだからこそ持って行くべき物
- 水の持ち込みは?
- 搭乗券を紛失した際の対処法
本記事をお読みいただきますと上記内容を理解できます。
目次
スクートの手荷物や機内食を徹底解説
海外旅行を安く抑えるにはやはりLCC。
しかしフライト時間が長くなるにつれ「しんどいんじゃないのか…?」「LCCってなんかちょっと不安…」と思われる方が多くいらっしゃいます。
そんな方に向けて少しでも理解していただける様に実体験を交えてお伝えしていきたいと思います!
スクートとは?
Scoot (スクート)は、シンガポールにあるシンガポール・チャンギ国際空港を拠点に運航している格安航空会社で、スクート・タイガーエア・プライベート・リミテッド(Scoot Tigerair Pte Ltd)のブランド。シンガポール航空グループ。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
値段以外の大手との違い
自由度
予約の変更や払い戻しの手続き料金が高かったり、出来ない事がある。
機内サービス
飲食、アメニティー、モニターなどを提供していない、または有料
座席
スクートではそこまで狭く感じなかったがやや狭め
荷物の大きさ
有料であり、なおかつサイズ制限がある
チェックイン
カウンターが端にあったりカウンター数が少ない為時間が掛かる事もある
座席指定
スクートの座席指定は有料です。
LCCの多くは座席指定をする場合、有料オプションになります。
しかし、スクートビズ(スクートのビジネスクラス)の場合は座席指定は無料です。(スクート自体安いのでLCCでビジネスクラスを利用し、リッチな気持ちで旅行に行く方も多いようです!)
座席指定の料金について
大阪~高雄 成田~台北 | 札幌~台北 関空~バンコク | 成田・関空・札幌~ シンガポール | |
スタンダード (サイレントゾーン以外) | 500~700円 | 700~800円 | 1000~1100円 |
スタンダード | 1000~1200円 | 1200~1400円 | 1800~2000円 |
前方席 | 900~1100円 | 1200~1300円 | 1700円 |
スーパーシート | 1300~1700円 | 2100~2400円 | 3300~3500円 |
ストレッチシート | 2200~2300円 | 3900~4200円 | 6600~6700円 |
※サイレントゾーンとは機内前方、そしてスクートビズの後ろにある席の事をさします
座席指定方法
購入時に座席指定が可能
※旅行代理店で申し込んだ場合や座席指定し損ねたという方は6桁の予約番号があれば後から追加する事もできます
実際に座席指定した感想
私達は何度もスクートを利用していますが、はじめのうちは全て座席指定をしていました!長時間フライトという事もあり、並び席の確約が欲しかったので。
しかし何度か乗るうちに、他の乗客がCAさんに声をかけ座席を変更してもらっていたり、機内がそれほど満員にならない時も多い事から座席指定をやめました。それでも今のところ隣以外はなったことがありません。
座席自体も他のLCCに比べると狭くなく快適なフライトができました。他のLCC利用では国内旅行(2時間のフライト)でも妻は腰や肩が痛くなりしんどがっていましたが、スクートでは8時間のフライトをしてもそこまで大きな問題ありませんでした♪
機内食
スクートでは食べ物や飲み物は有料です。
大手の様にドリンクを運んできてくれる事はありません。
メニューは以下の通り!少しお値段が高いので1度しか食べた事がありませんが周りで食べている方を見ると美味しそうでした!


手荷物や預け荷物
機内持ち込みの荷物
機内持ち込みの荷物はエコノミークラスやスクートビズなど席種によって異なります。
受託手荷物
受託手荷物は3種類あります。
- Fly(航空運賃のみで受託荷物・追加料金なし)
- フライバッグ(受託荷物付き運賃)
- フライバックイート(受託荷物+機内食付き運賃)
フライバッグ・フライバッグイーストは20kgまで預ける事が可能です。 (追加料金を払うと最大40kgまで預ける事が可能です)
20kgを超えた場合追加料金が発生します。当日に予約していた重さを超過した場合、追加料金が高くつくので注意が必要です。その為いつも持ち込み制限を超えてしまわない様にこちらを使用して測っています。これがあるだけで本当に安心です。
また空港で当日に受託手荷物の申し込みをするより、予約しておく方が断然お得ですよ!
スクート予約方法
スクートの予約方法はいくつかあります。
Expediaから予約
Expediaではスクートに限らず格安航空券を購入できます。
スクート公式から直接予約
どちらが安いのかはその時のキャンペーン情報などにもよるので是非比較してみて下さい!
持っていくといい物
スクート愛用者が教える、LCCだからこそ持っていくべき物を紹介します。
ブランケット
大手の様にブランケットなどが座席においてある事はほぼありません。リュックに入る程度の薄手のブランケットを持参して行く事をおすすめします。
あまりにも大きい・分厚すぎるとかなり邪魔になってしまいます。ただないと寒かった時につらいので、着脱しやすい服装+薄手のブランケットがベスト!
動画サイトの加入(無料期間等もオススメ)
LCCではモニター等がついていません。そこでほとんどの乗客はスマホでNetflixやAmazonプライムビデオ等の視聴をしています。
その為,フライトに合わせて動画サイトの無料トライアルに申し込みをする事や事前に加入しておく事をオススメします。
有料動画サイトは動画をダウンロードでき(有料動画サイトにより規定はあります)機内でもWi-Fi環境等がなくても動画視聴が可能です。
どの有料サイトに登録するのが良いのかわからないという方はAmazonプライムがオススメです。またAmazonプライムについての記事も載せておきましたので合わせてお読みください。
ボールペン
機内では出国・入国用紙の記入が必要です。ボールペン程度借りればよいのですが、LCCの場合日本人のCAさんが少なく声を掛けづらい可能性もあり中々借りるのに苦戦する事も。
持参しておくとそういった心配がないので家族で一本くらいは用意しておいても良いのではないでしょうか。
スクートで飲食の持ち込みは禁止?
スクートでは飲食物の持ち込みは禁止されています。それは機内アナウンスではじめにながれています。ですが実際はCAさんの前でも乗る前に購入したものを食べたり、飲んだりしている方はたくさんいます。(アルコールの飲酒は厳禁)
機内で販売している水はエビアンで350mlの小さなペットボトル。しかも日本円330円程します。そこで実際に水は持ち込み可能なのか詳しく紹介します。
日本出発の場合
日本を出発する場合ははっきりいって簡単に持ち込めます。
出国後にコンビニや薬局に売っているお水などを購入していくと簡単に持ち込み可能な模様。大々的にビニール袋に入れて持ち込んでいる人も多く見受けられたので、日本から出国するときはそこまで厳しく言われないようです。
日本人は持ち込みがスタンダードなのでなかなか止めようがないらしいです。
シンガポール出発の場合
シンガポール出発のスクートに乗る場合は持ち込みは出来ません。
「日本から出発の時は持ち込めたからいけるか!」と思われる方も多いと思いますが、シンガポールは搭乗直前に手荷物検査があり、厳しく見られるので未開封のお水も持ち込み不可となっています。
未開封であっても没収されその場で捨てられます。しかし周りをよく見るとお水を持ち込んでいる人がちらほら...
一体どうやって持ち込んでいるの?
それは空のペットボトルや水筒を持参し、搭乗直前の手荷物検査を通過するとある冷水機でお水を汲むという方法。少しでも節約したい方は空のペットボトルの準備をしておく事をオススメします。
出国後に搭乗券を紛失した場合
早くに入国し免税店などを楽しくショッピングしていたら、「さっきまで持っていた搭乗券がない!!」という事態に陥った場合、どうしたらいいのか?紛失した私達の実体験に基づいて書いていきます。
私達が搭乗券がないのに気づいたのは搭乗直前の列に並んでいる時でした。
搭乗券がない事に気づくと本当に焦って、「もう日本に帰れないのではないか...」とまで思いました。
しかしそんなときも焦る事も慌てる事もしなくて大丈夫!!搭乗直前の搭乗券確認するポイントでスタッフさんに声を掛けて、パスポートをみせ搭乗券を紛失した事を伝えます。(スタッフさんはもちろん日本語が通じません)
ですが「アイドントハブチケット!ロスト!」という事を身振り手振り+なんちゃって英語で一生懸命伝えるとすぐに分かってくれました。すると「パスポートプリーズ」とパスポートを要求され言われるがまま渡しその場で待機。するとすぐに紛失したものと同じ搭乗券が発行されそのまますぐに飛行機に搭乗できました。
英語が話せない方は身振り手振りのなんちゃって英語をするのではなく、翻訳アプリなどを使うと安心ですね!今更ですがあの時は焦ってパニックになっていたので思いつかずはずかしかったので、搭乗券をなくした場合は慌てずに翻訳アプリとパスポートの準備をしましょう!
まとめ
本記事を読んで少しでもLCCに対する不安は少しでも解消されたでしょうか?LCCをうまく利用すると本当にお安く海外旅行ができるのでみなさんチャレンジしてみましょう!